栃木県立岡本台病院

〒329-1104 
宇都宮市下岡本町2162

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病院長あいさつ

令和5(2023)年4月より地方独立行政法人 栃木県立岡本台病院院長に就任いたしました下田和孝です。平成15(2003)年1月に滋賀医科大学から獨協医科大学に転任し、令和5(2023)年3月末まで獨協医科大学精神神経医学講座 主任教授として勤務しました。栃木県に来て22年目ということになります。

当院は昭和34(1959)年8月に精神衛生法(現在の精神保健福祉法)に基づいて設立されました。既に60有余年が経過しており、県内の精神医療機関と協働のもと、県民の方々の精神保健福祉の向上に微力ながら貢献して参りました。

平成元(1989)年にはアルコール依存症に対する専門医療、平成12(2000)年には精神科救急医療、平成25(2013)年からは医療観察法に基づく医療の提供を行ってきました。平成28(2016)年には災害派遣精神医療チーム(Disaster Psychiatric Assistance Team:DPAT)の先遣隊養成を開始し、熊本地震や那須町雪崩事故、栃木県南部の台風19号に伴う被害、柏市税関研修所(中国武漢からの帰国者のケア)、能登半島地震などに際して精神医療支援を行って参りました。

当院は、令和4(2022)年4月に病院機能をより柔軟かつ弾力的に運用するために法人化を行い、『地方独立行政法人 栃木県立岡本台病院』と名称も変更いたしました。県民の皆様に安全で安心できる質の高い精神医療、患者さん・県民の皆様の視点に立った精神医療を実践するために病院機能をさらにbrush upするように尽力したいと存じます。

何卒、地方独立行政法人 栃木県立岡本台病院をよろしくお願い申し上げます。
 

令和6(2024)年4月1日 

地方独立行政法人栃木県立岡本台病院 

病院長 下田 和孝